サバくん
Pythonでプログラミングを行うときにオブジェクト(データを抽象的に表したもの)の型を意識することはとても重要です。では型という概念についてみていきましょう。
目次
型とはあるオブジェクトがどのような性質を持つものかを表すものです。型によって異なる振る舞いをします。
1+2を表示してみよう!(①””で囲まない方法と②””で囲む方法の2方法で)
print(1+2)
print("1"+"2")
“”があるかないかで結果が変わってくる。これはprint()の()内を
①数値として読み込ませているのか
②文字列(数字)で読み込ませているのかの違いです!!
では、1+2と”1+2″のtype(型)を確認してみよう。typeの確認はtype()で実行できます。
type(1+2)
intと表示されればOK! (intとは整数型のことです)
type("1"+"2")
strと表示されればOK! (strとは文字型のことです)
このようにプログラミングでは数字(str型)と数値(int型)は違うのです!他にも
type | 型の意味 |
int | 整数 |
float | 浮動小数 |
str | 文字列 |
bool | 真偽値 |
list | リスト |
tuple | タプル |
dict | 辞書 |
set | 集合 |
のような型があります。(他にもありますが基本的なものだけを紹介しました。)
いろいろな型を確認してみよう
type(3)
type("6")
type(5.6)
type(True)
type([3,5])
type((3,6))
type({"a":8,"b":1})
type({3,6,1,5,"s"})